ラシャード・ルイス
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ラシャード・ルイス(Rashard Quovon Lewis、1979年8月8日 - )は、アメリカ合衆国のルイジアナ州パインズビル出身のバスケットボール選手。アメリカ男子プロバスケットボールリーグNBAのシアトル・スーパーソニックスに所属している。ポジションはスモールフォワード。ハイスクール卒業後大学を経ずに即入団した選手である。
[編集] NBAでの経歴
- 彼はヒューストンのハイスクールに通っていた。1998 NBAドラフトでは、同じ高卒のアル・ハリントンより潜在能力は高いと評価を受けていたが、1巡目に3つの指名権を持っていた地元ヒューストン・ロケッツは彼を指名せず、2巡目全体32番目でソニックスから指名を受けた。ドラフト指名後、彼はロケッツに指名されなかった失望でテレビの前で泣いている。ルーキーシーズンは20試合しか出場しなかったが、2年目は全試合に出場。3年目の2000-01シーズンには、出場した78試合の全てを先発で出場し、平均14.8得点、6.9リバウンド、1.6アシストを記録した。
- 2003-04シーズンの日本で行なわれる公式戦(ジャパンゲーム)で来日し2試合目には50得点とこれまでのクライド・ドレクスラーの41得点という記録を塗り替えた。
- 年々数字を伸ばしてきており、7年目となった04-05シーズン、自己最高の平均20.5得点の記録を残し、NBAオールスターゲームにも初出場を果たした。
- 06-07シーズンも主力として活躍していたが、右手を故障し手術を受ける為、長期欠場を余儀なくされた。
現在数少なくなっている1つのチームでプレイし続ける選手のうちの1人である。
[編集] プレイスタイル
アウトサイドシュートに定評があり、スリーポイントを高確率で決められる。また運動能力も高く迫力のあるダンクを見せる。