リュドミーラ・チェルヌイフ
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リュドミーラ・チェルヌイフ(Lyudmila Ivanovna Chernykh ロシア語表記Людмила Ивановна Черных、1935年6月13日 - )はロシアの女性天文学者である。256個の小惑星の発見者である。
ロシア、イヴァノヴォ州のシューヤで生まれた。1959年にイルクーツク州立教育大学を卒業した。1959年から1963年の間All-Union Scientific Research Institute of Physicotechnical and Radiotechnical measurements で働いた。1964年から1998年の間ソビエト科学アカデミーの理論天文学部門に属し、Nauchnyにあるクリミア天体物理天文台の観測施設で働いた。1998年からクリミア天体物理天文台の職員となった。
アポロ群の小惑星(2212) ヘファイストスを含む256個の小惑星を発見した。
ニコライ・チェルヌイフ(Nikolai Stepanovich Chernykh)の妻であり、共同研究者である。小惑星(2325) チェルヌイフは夫妻の功績から命名された。