レイヨナン式
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13世紀のゴシック建築における大聖堂の過熱化した巨大化競争において、フランスではその反動から比較的小規模な建物に技巧を凝らし、トレーサリーの骨組みを極度に細くし、入念で華麗な装飾を施す傾向が顕著になり、そのための補強剤として鉄材を頻繁に使用するようになった。このような状況下における建築的傾向を「レイヨナン式」と呼んでいる。
[編集] レイヨナン式の建築物
- サント・シャペル礼拝堂(パリ、1245-1248)
- アルビ大聖堂(パリ、1282-1385)
[編集] 関連項目
- フランボワイヤン式
[編集] 参考文献
- 桐敷真次郎『建築学の基礎 西洋建築史』ISBN4-320-07660-5
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