レイン・イン・ブラッド

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レイン・イン・ブラッド
スレイヤーのアルバム
リリース	1986年 10月10日（日本盤　1987年1月）
録音	1986年
ジャンル	ヘヴィメタルスラッシュメタルラウドロック
時間	29分4秒（再発盤　34分49秒）
レーベル	デフ・ジャム
プロデュース	リック・ルービン
スレイヤー年表
ヘル・アウェイツ（1985年）	レイン・イン・ブラッド（1986年）	サウス・オブ・ヘヴン（1988年）

レイン・イン・ブラッド(REIGN IN BLOOD)は、アメリカのヘヴィメタルバンド、スレイヤーが1986年にリリースした3枚目のアルバム。

「スラッシュメタルを代表する名盤」と称されることが多い。

[編集] 内容

曲の構成は全体的に速く、特に3曲目「ネクロフォビック - NECROPHOBIC - 」のBPMは240程に達し、スレイヤーの最速ナンバーとされている。10曲収録されているにも関わらず、全部で29分4秒（再発盤にはボーナストラックあり）と短く、ライブでもこのアルバムから選ばれる曲は数多い。また、アルバムジャケットもかなり細かく書き込まれており、危険な描写が多数ある。当時は発売元であったレーベルから、「詩の内容が倫理的に問題が多い」との理由で一時期発売が危ぶまれたが、別のレーベルから発売された。

1曲目の「エンジェル・オブ・デス - ANGEL OF DEATH - 」をメタリカの「バッテリー - BATTERY - 」と並ぶスラッシュメタルアンセムとするスレイヤーファンも多い。また、10曲目「レイニング・ブラッド - RAINING BLOOD - 」もスレイヤーの代表曲の一つである。

「このアルバムを作ったとき、あまりにも強烈だからみんなには分からないだろうと思った。」と、ケリー・キングは振り返っているが、このアルバムが後のデスメタルやブラックメタルに与えた影響は計り知れず、今なお数多くのヘヴィメタルファンを魅了し続けている。2005年にはライブでの全曲演奏をDVD化した「STILL REIGNING」が発売され話題になった。