ノート:ロストテクノロジー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ロストテクノロジーの例:戦艦・アポロ計画・ヴォイジャー計画・超音速旅客機をコメントアウト.理由は以下による.
-
- 戦艦
- 現代の戦闘では,戦艦の建造は費用対効果の面で利点が薄く,現在「戦艦」という艦種を運用している海軍が存在せず,新規建造計画も存在しないことは事実.しかし,アイオワ級については第二次世界大戦後も近代化改修が続けられており,朝鮮戦争・ベトナム戦争・湾岸戦争で就役している.また,アイオワ級は現在全艦が除籍されており3艦が博物館として公開されているものの,アイオワについては博物館としての公開は決定さておらず,Class B予備役艦として指定されている.以上のことを考えるに,ロストテクノロジーとして加えるべきかどうか疑問がある.
- アポロ計画
- 計画としては既に終了しているが,宇宙船の建造技術そのものは消失していない.チャレンジャー号・コロンビア号の事故を受ける形で後継となったスペースシャトルの全機退役が決まったものの,その後継となるオリオンについては,アポロ計画で用いられた宇宙船に回帰したともいえ,失われたとは言いがたいのではないか.
- ヴォイジャー計画
- アポロ計画同様,計画の終了=技術の喪失とは言いがたいのではないか.探査衛星そのものの建造技術は今現在も生きており,必要であれば建造されるだろう.
- 超音速旅客機
- 環境問題や高バイパス比エンジンの発達で超音速旅客機の建造メリットが薄まり,SSTやASTの研究計画が中止されたことは事実.しかし,建造していないだけで,技術が失われたとするのはやや強引ではないか.また,NASAのSSBDや日本・フランスの次世代超音速旅客機研究開発プロジェクトなど,研究が続けられている.--Delphinidae 2007年3月15日 (木) 07:40 (UTC)