ロッブリー
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ロッブリー市(Amphoe Mueang Lopburi、อำเภอเมืองลพบุรี)はタイ・中部にある郡(アンプー)。ロッブリー県の県庁所在地(ムアン)でもある。バンコク150km北にあり、人口は54,000万人、北緯14° 49'、100° 37'に位置する。名前の意味はラウォーの町。
[編集] 概要
元々ドヴァラーヴァティー時代にラウォーと呼ばれたモン族と思われる民族によってロッブリーは繁栄していた。後にアンコール朝が侵攻して来るに至って、町は破壊された。そのためロッブリーで見られる古代建築の多くは、クメール様式である。
時は下ってタイ族のアユタヤの王・ナーラーイはフランスの侵攻の危機を感じ、フランスとの戦争に備えロッブリーを副都とした。この時にロッブリーは黄金時代を迎え、現在でも町中にはアユタヤ時代の建築が建っている。