ロボコンの大冒険
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『ロボコンの大冒険』(ロボコンのだいぼうけん)は、1976年に東映まんがまつりの作品の一環として上映された子供向けの映画。当時テレビ朝日系列で放送されていた人気特撮ドラマ・がんばれ!!ロボコンの映画版で唯一のオリジナル脚本である(他に3本製作されているが、これらはテレビ版をそのまま映画用に2次利用されていた)。
劇場版として千葉の勝浦ロケが行われた。またロボコンの表情のアニメーションはこの作品では新撮されている。また、ロボガキの着ぐるみがこの映画登場の為に改修された模様。様々な見せ場の中でガンツ先生が目からアンチマグネビームを放つシーンと、ロボコンの敵ゴキブリロボット(正体は・・)の登場が見所である。
物語はロボコンのガールフレンド、ロビンちゃん(島田歌穂)の故郷であるバレリーナ星をのっとろうと宇宙海賊・キャプテンワルダーとその配下の「恐ろしい男」妖術師アークマン(天本英世)にロビンちゃんがさらわれてしまう。ロボコンの仲間たちはアークマンの妖術(磁力線)に操られて敵になってしまう、ロボコンは単身キャプテンワルダーからロビンちゃんを取り戻そうと奮戦するという痛快活劇に仕上げている。