三原バイパス
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三原バイパス(みはらバイパス)は、三原市糸崎町から同市新倉町に至る延長9.9kmの国道2号バイパスである。地域高規格道路福山本郷道路の一部を構成する道路で、第一期区間にあたる西側5.3kmが暫定2車線で開通している。
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[編集] 概要
- 起点:三原市糸崎町(国道2号木原道路に接続予定)
- 終点:三原市新倉町
- 延長:9.9km
- 規格:第3種第1級
- 道路幅員
- 土工部:22.0m
- 橋梁部:19.5m
- トンネル部:19.5m
- 車線数:暫定2車線(完成4車線)
- 車線幅員:3.5m
- 設計速度:80km/h
- 制限速度:60km/h
[編集] 沿革
- 1971年(昭和46年):事業化。
- 1984年(昭和59年):都市計画決定。
- 1986年(昭和61年):用地着手。
- 1989年(平成元年):工事着手。
- 1992年(平成4年)3月:都市計画変更。(小浦ランプ追加)
- 1999年(平成11年)3月:恵下谷ランプ~頼兼町ランプ(L=2.3km)暫定2車線供用。
- 2000年(平成12年)11月:都市計画変更。(時広ランプ、是国ランプ追加)
- 2001年(平成13年)3月:中之町ランプ~恵下谷ランプ(L=1.2km)暫定2車線供用。
- 2002年(平成14年)4月:頼兼町ランプ~新倉町ランプ(L=1.8km)暫定2車線供用。
[編集] 通過市町村
[編集] 当該道路の位置関係
[編集] 備考
- 全線を通して構造物比率が非常に高く、多連続トンネルの合間にランプが計画されていることから、事故等が発生すると、交通マヒが広範囲に及ぶことが予想されるため、道路の監視機能を特別強化している。
- 道路の監視機能強化のため、三原市頼兼町に三原バイパス管理所にて三原バイパス管理設備による集中監視が行われていたが、現在は福山河川国道事務所に集約されている。
- 現在、西側半分が完成しており、昔に比べて少なからず渋滞は減ってきている。全線開通することで三原市内においての激しい渋滞は過去のものになると見込まれている。
[編集] ランプ(仮称)
- 糸崎町ランプ(国道2号・国道2号木原道路〔計画〕)
- 是国ランプ
- 時広ランプ
- 中之町ランプ(広島県道55号尾道三原線)
- 恵下谷ランプ(広島県道25号三原東城線)
- 小浦ランプ
- 頼兼町ランプ
- 新倉町ランプ(国道2号)
[編集] 今後の見通し
[編集] 主な構造物(一部仮称)
- 三原第1高架橋(320m)
- 三原第1トンネル(600m)
- 三原第1橋梁(61m)
- 三原第2トンネル(450m)
- 三原第2橋梁(18m)
- 三原第3橋梁(43m)
- 三原第3トンネル(417m)
- 三原第4トンネル(163m)
- 三原第5トンネル(1160m)
- 三原第2高架橋(228m)
- 中之町トンネル(435m)
- 河原谷橋(12m)
- 駒ヶ原トンネル(515m)
- 恵下谷橋(28m)
- 八坂トンネル(579m)
- 小浦橋(18m)
- 西宮トンネル(708m)
- 頼兼高架橋・梅林高架橋(893m)
- 頼兼トンネル(620m)
- 新倉高架橋(180m)