三楽病院
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三楽病院(さんらくびょういん)は、東京都千代田区にある総合病院で、運営主体は社団法人東京都教職員互助会(理事長 横川孝二)。
病床数は270床(うち、一般病床243床、精神病床27床)。
2006年8月、国内の医療機関としては初めて、情報セキュリティの国際認証規格であるISO27001を取得した。
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[編集] 診療科
内科、精神神経科、小児科、外科、整形外科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、放射線科、麻酔科
[編集] 沿革
[編集] 名称の由来
名称は、孟子の尽心篇にある「君子に三楽あり」という言葉に由来している。設立当時の東京市長(現在の東京都知事)永田秀次郎の命名。
三楽の第一は、父母がそろって健在で兄弟に事故がないこと(父母倶存兄弟無故一楽也)、第二は、自らを省みて天地に恥じることがないこと(仰不愧於天俯不怍於人ニ楽也)、第三は、天下の英才を集めて若い人を教育すること(得天下英才而教育之三楽也)で、いずれも人生の真の楽しみは、世俗的な栄誉ではないことを謳っており、この考えが三楽病院の設立理念となってる。
[編集] 病院長
[編集] 所在地
[編集] 附属機関
糖尿病などの生活習慣病を専門に診療する三楽病院附属生活習慣病クリニックがある。
[編集] 在籍医師の主な著書
- 中島一憲(精神神経科部長) - 「先生が壊れていく―精神科医のみた教育の危機」(弘文堂、2003年)、「教師のメンタルヘルスQ&A―あなたの学校は大丈夫ですか?」(ぎょうせい、2006年)
- 田上幹樹(副院長) - 「克服できるか生活習慣病」(丸善、2003年)、「快適習慣の落し穴」(日本放送出版協会、2006年)
[編集] 外部リンク
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