三重県立川越高等学校
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三重県立川越高等学校(みえけんりつかわごえこうとうがっこう)は、三重県川越町にある公立高等学校。
高校の統廃合などを含まない、純粋な設立のみとしてみた場合、三重県公立高校では一番新しい学校。
北勢地区内では、四日市高校、桑名高校などに次ぐ進学校。 2002年度~2004年度までSuper English Langage High School(SELHi)認定校であった。
普通科、英語科を有し、普通科定員240名、英語科定員80名。英語科を有することなどから、どちらかというと文系志向の高校と言われており、毎年男子生徒よりも女子生徒の比率のほうが高い。
英語科は一般入試の他に特色化選抜と呼ばれる学校独自の方法が採れる自己推薦選抜を導入しており、例年倍率が高い。
近畿日本鉄道名古屋線の沿線にあり、最寄り駅は伊勢朝日駅及び富洲原駅。通常、桑名方面から通学する生徒は伊勢朝日駅を、四日市方面から通学する生徒は富洲原駅を利用するようである。 JRを利用する場合は朝日駅が最寄の駅である。 駅からは徒歩で20分程度かかるため、ほとんどの電車通学者は駅から自転車で学校へ通学する。
校風づくりに力を入れており、文武両道をモットーとしている。又、校風としては、生徒が3年生になると自主的に廊下に机を持っていき、 自習をする廊下学習があり、学年全体の「受験」へのムードを高めるのに大いに効果を発揮している。
国公立大学へ生徒を送り込むことにも力を入れている。 しかし、学校側が国公立大への進学を生徒に強制する傾向があり、今後の課題となっている。京大への進学者はいるが、未だに東大への進学者は0である。
2000年には日本テレビの全国高等学校クイズ選手権第20回大会では、決勝戦で見事な巻き返しを見せ、優勝している。 2006年の第26回大会でも3位入賞を果たした。