下関市立下関商業高等学校
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下関商業高等学校(しものせきしょうぎょうこうとうがっこう)は、山口県下関市にある県で唯一の市立の商業高等学校。
市立だが、県の定時制課程があるために通常は「市立」と付けない。
蔵書数八万冊を誇る校内図書館「万古館」は、全国一の規模を誇り、関係者以外でも利用可能。
1884年赤間関商業講習所として創立。1963年の選抜高等学校野球大会では優勝している。
目次 |
[編集] 学科
- 商業科
- 情報処理科
- 商業科
[編集] 校訓と組名
下商において特に校訓は定められておらず、その代わりに、
全国でも珍しい仁、義、礼、知、信、和、浄、敬、清といった、独特の組名を用いている。
(平成18年度現在、全日制が和組までを、定時制が浄組を使用している)
[編集] 校舎と設備
創立百周年時に建て替えられた校舎は、当時としても奇抜でモダンなデザインであった。
それだけに今も色あせることはない。
しかし近年、戦前に建てられ、映画「出口のない海」のロケにも使用された講堂の老朽化が進んでおり、建て替えが検討されている。
平成16年、数億円を投じて最新型のコンピュータ、ソフトウェア、周辺機器などを導入。
情報教育のさらなる強化を図る。
[編集] 校歌
明治43年制定。佐佐木信綱作詞、上真行作曲。創立70周年にあたる昭和29年、信時潔により合唱曲へ編曲。