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中央資料隊(ちゅうおうしりょうたい)は、東京都新宿区の市ヶ谷駐屯地に駐屯していた、陸上自衛隊の部隊で防衛大臣直轄部隊である。
陸上幕僚監部の行なう情報業務を実施する際に、必要な情報に関する専門技術及び外国語の知識をもって、これを支援する。2007年3月28日に中央地理隊(東京都新宿区)と統合され、中央情報隊に編成された。
[編集] 沿革
[編集] 組織
- 隊本部
- 第1科(東欧諸国に関する情報資料の収集整理を担当)
- 第2科(中近東諸国を除くアジア諸国に関する情報資料の収集整理を担当)
- 第3科(北米及び中南米諸国、西欧諸国、中近東諸国及びアフリカ諸国に関する情報資料の収集整理を担当)
- 第4科(国内に関する情報資料の収集整理を担当)
- 第5科(2個以上の科(整理科と電子計算機科は除く)の所掌事務に関連する情報資料の総合的な収集整理、並びに外国文書等の翻訳及び通訳を担当)
- 技術科(科学技術情報資料の収集整理を担当)
- 地誌科(国内及び国外の自然及び人文地理の調査、資料の整理、地誌の編纂、地域研究並びにこれらに必要な理論、技術の研究を担当)
- 整理科(情報資料の接受と選別及び整理保管、海外報道の受信、情報資料の複製等の業務を担当)
- 電子計算機科(電子計算機の管理及び運用を担当)
[編集] 隊長
歴代の中央資料隊長(1等陸佐)
代数 |
氏名 |
在任期間 |
出身校・期 |
主な後職 |
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山縣正明 |
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防大14期 |
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森節夫 |
- 2006.12.6 |
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宇都昌治 |
2006.12.6 - 2007.3.27 |
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中央情報隊副隊長 |
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク