中道寿一
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中道 寿一(なかみち ひさかず、1947年 - )は、日本の政治学者。専門は、政治思想史。
大分県生まれ。慶應義塾大学法学部卒業後、同大学大学院法学研究科修了。岐阜経済大学経済学部講師・助教授・教授を経て、現在、北九州市立大学法学部教授。
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[編集] 著書
[編集] 単著
- 『ワイマルの崩壊とC・シュミット――C・シュミット研究序説』(三嶺書房, 1989年)
- 『ヒトラー・ユーゲントがやってきた』(南窓社, 1991年)
- 『政治学断章』(南窓社, 1992年)
- 『君はヒトラー・ユーゲントを見たか?――規律と熱狂、あるいはメカニカルな美』(南窓社, 1999年)
- 『政治思想のデッサン――思想と文化の間』(ミネルヴァ書房, 2006年)
[編集] 編著
- 『現代デモクラシー論のトポグラフィー』(日本経済評論社, 2003年)
[編集] 訳書
- ルドルフ・ヘベルレ『民主主義からナチズムヘ――ナチズムの地域研究』(御茶の水書房, 1980年)
- F・スターン『文化的絶望の政治――ゲルマン的イデオロギーの台頭に関する研究』(三嶺書房, 1988年)
- エルンスト・フレンケル『二重国家』(ミネルヴァ書房, 1994年)
- S・P・ハンチントン『第三の波――20世紀後半の民主化』(三嶺書房, 1995年)
- ジグムント・バウマン『政治の発見』(日本経済評論社, 2002年)
- J・リンス, A・バレンズエラ編『大統領制民主主義の失敗――その比較研究』(南窓社, 2003年)
- L・ダイアモンド, M・F・プラットナー編『シビリアン・コントロールとデモクラシー』(刀水書房, 2006年)