井川成正
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井川 成正(いがわ しげまさ、1930年 - )は、山口県下松市長。山口県下松市出身。久保尋常高等小学校(現下松市立久保小学校)卒業。
[編集] 経歴
- 日立製作所笠戸工場に就職し、後に同社関連会社の清和工業株式会社を設立して代表取締役社長(市長当選後は取締役会長)に就任。
- 学校法人妹背学園理事長として市内の幼稚園3園を経営している。
[編集] 選挙
- 1974年山口県下松市議会議員選挙に立候補し、トップで初当選。以後7期連続上位で当選し、市議会議長、議会運営委員長、合併問題調査特別委員長などを務めた。
- 2000年山口県下松市長選挙に立候補し、現職河村憐次を破って初当選。
- 2004年山口県下松市長選挙に立候補し、新人池高聖を破って2期目の当選。
[編集] 政治姿勢
- 市町村合併には慎重な立場を取り、徳山市・下松市・新南陽市・熊毛町・鹿野町との合併協議会では合併期日を巡って下松市の主張が受け入れられなかったため退席し、下松市を単独市制の道に導いた。下松市は大型店の出店が続いていることもあって、合併しなかったデメリットを市民が感じているとは言えず、結果的に井川の政策が客観的であったことを示している。
- 選挙に強く、市民との約束を大切にする姿勢は党派を超えて支持される。2004年の市長選挙では日本共産党山口県周陽地区委員会が独自に支持した。
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