今日の5の2

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日本の漫画作品

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プロジェクト

『今日の5の2』（きょうの5の2）は、桜場コハルによる漫画、およびそれを原作としたOVA作品。「別冊ヤングマガジン」（講談社）において2002年から2003年まで連載された。また人気があり何度か「週刊ヤングマガジン」にも掲載された。単行本は全1巻。

[編集] 概要

とある小学校のクラスを舞台に、主人公佐藤リョータとその周囲の男子や女子の学校生活を描く。主人公は女の子のことや性的なことにはまったくと言っていいほど関心がないのだが、毎回何かしらエッチなアクシデントに巻き込まれてしまう。さわやかで可愛らしい絵柄を基調に、シリアスでくどい絵が時折割り込むのが印象的。

[編集] 登場人物

声はOVA版の「人気声優バージョン」 / 「CHASE (SweetKiss) バージョン」の順。単独の場合は前者。

佐藤リョータ（さとうリョータ、声：桑島法子）: 男子のリーダー格。客観的には間違いなく幸せ者だが主観的にはそうでもないらしい。歯は全部とっくに生え変わった。洗眼器が苦手でプール後いっつも目を洗わないでかゆがっている。犬派。給食においてはクラスのハイエナ係。保健委員。
小泉チカ（こいずみチカ、声：門脇舞 / 紗綾（入江紗綾））: リョータとは幼なじみ。落ち着いたお姉さんタイプである。大胆な行動派。ネコ派。リョータとは家が近いだけのただの幼なじみ…と本人達は言っているが、コウジ達からは夫婦漫才と言われている。手作りバレンタインチョコやファーストキスをあげたり幼稚園の時に「大きくなったら結婚する」という約束をした。しかしバレンタインチョコをけなされたときにはさすがに激怒した。
浅野ユウキ（あさのユウキ、声：高橋美佳子 / ジェシカ）: 女子のリーダー格。活発でおしゃべり。洗眼器が苦手。ネコ派。コウジに手作りバレンタインチョコをあげていたりする。
相原カズミ（あいはらカズミ、声：能登麻美子 / 留奈）: いっつも無口で無表情。人前で笑ったことがない。が、意外に楽しい性格。まだ乳歯が残っている。ネコのような身のこなし。チャームポイントは鋭い犬歯。ネコ派。保健委員。
平川ナツミ（ひらかわナツミ、声：山本麻里安 / 李央）: 一人称は「ボク」。スカートをはかない。男子も含めてクラス最強の運動能力を誇る。が、暗いところが苦手。
日高メグミ（ひだかメグミ、声：植田佳奈）: メガネっ娘。かなりの近眼。ロングヘアー。スタイルを気にしている。
今井コウジ（いまいコウジ、声：浅川悠）: リョータの友人。背は高め。ネコ派。ユウキからバレンタインチョコをもらう仲。
河合ツバサ（かわいツバサ、声：茅原実里）: リョータの友人。背は低め。爽やかな笑顔が印象的。宇宙の神秘に目を爛々と輝かせる一面も。ネコ派。
ハナコ（ハナコ、声：神崎ちろ）: 名字不明。たまにチカと行動することがある。
田村先生（たむら、声：檜山修之）: 5年2組の担任。体育教師と思われる。
保健の先生（声：若菜よう子）: 養護教諭。割と冷めた性格。何故か保健室にいないことが多く、たまにいても後姿しか確認できなかったりする。

[編集] OVA

2006年3月24日に一学期が、同年6月23日に二学期がエイベックス・エンタテインメント（販売元ハピネットピクチャーズ）よりOVA化。また、2007年1月24日に三学期、3月21日に春休みが発売中。

OVA（一学期・二学期）については、レビューサイト等をはじめ、作品の構成について批判も寄せられている。それは一学期・二学期共に、アイドルグループによるバージョンのCV・演出が行われているためだ。DVDを最初に再生すると、冒頭にスキップできないアイドルグループの予告が挿入されており、特典映像も全編彼女らの映像である（しかしながらメニューで選択して彼女たちを見ないことも可能）。あざとい宣伝目的であると批判されているが、この作品のプロデューサーは過去に「アイズ」「東京大学物語」においても同様の手法を用いており、今回もその延長で作られているので企画自体が逆のようだ。強い批判はあるがアニメ以外の媒体に多く取り上げられたのも事実である。ただアニメーション自体は、作画・演出共に良好であり、主音声の声優も豪華であるということはセールスを記録した要因である。