作劇塾
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
中山市朗作劇塾(なかやまいちろうさくげきじゅく)は、作家・中山市朗が設立した漫画家・作家等のクリエーター志望の若者を育成する私塾。大阪府大阪市中央区南船場にあり、最寄り駅は長堀鶴見緑地線・長堀橋駅。塾頭は中山市朗。
目次 |
[編集] 概要
2003年、専門学校を退職した中山市朗により設立された。現場実践を教育理念とし、中山本人の経験やプロに対する考え方が大きく反映されている。
漫画家・作家を目指す塾生のほか、脚本家や映像作家を目指す者も在籍しており、作劇塾が主催となって各種イベントを催したりと、大阪を拠点に活動中である。
[編集] 事業提携
作劇塾は有限会社作劇舎が運営する養成塾のひとつであり、本塾以外にも放送作家・かわら長介が塾頭の「魁塾」。推理作家・有栖川有栖が塾頭の「創作塾」など、大阪を代表するクリエーターが多数育成塾を持っており、本塾もそのひとつである。
[編集] 歴史
[編集] 始まり
2003年、大阪の専門学校を退職した中山市朗は、クリエーター志望の若者を育てる私塾を設立しようと思い立ち、自らの資産を使って中山市朗作劇塾を設立した。
設立当初のスタッフは、彼を慕っていた元教え子の面々である。
しかし、作家業一本でやってきた中山にとって、塾経営は困難を極め、設立当初はかなり迷走していた。
[編集] 提携
2004年、有限会社大滝エージェンシーと業務提携を結ぶ。同社に会計および経理スタッフを兼任。 この頃から本格的に始動し始め、漫画や小説を教えるための新たな講師も大阪中から集められた。
その後、幾多の育成塾を新規に設立し、2007年現在。4月からの新規塾生を募集中。