全商珠算・電卓検定
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財団法人 全国商業高等学校協会が主催する検定のひとつである。 1級から3級まである 試験内容は普通計算とビジネス計算で成り立っており両方基準の点数を取ると合格となる。 まず普通計算について珠算部門で乗算・除算・見取算・伝票がありすべて5問となっている。 また電卓部門では乗算・除算・見取算が各10問、伝票が5問となっており珠算・電卓ともに制限時間は30分となっており70点以上で合格となる。 次にビジネス計算である。 売買・損益の計算、単利計算、手形割引の計算、複利計算、複利年金の計算、証券投資の計算、減価償却費の計算などの計算が文章形態になっている。 参考としては協会が毎年主催している全国高等学校珠算競技大会の問題である。 ビジネス計算は電卓・珠算どちらを使ってもいいことになっている。 こちらも制限時間30分で70点以上で合格である。
この検定ではビジネス計算を一回合格していれば普通計算で珠算・電卓をそれぞれとることで2種目取得となる。
この検定は平成16年度までは珠算・電卓と別々になっていたが平成17年度より珠算電卓検定となった。
また平成18年度の全国高等学校珠算競技大会の中で今回電卓競技大会が試験的に行われる。