冠山 (岐阜・福井県境)
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冠山(かんむりやま)は、岐阜県と福井県にまたがる奥美濃唯一の岩峰である。標高は1,256.6mの山で、揖斐川の源流となっている。
山頂は、人が10人ほど座れる程度であるが、360°の大パノラマで、吸い込まれるような錯覚におちいる。
[編集] 登山道
山頂へは、冠山峠から登山道が整備されており約2.5時間ほどで頂上である。初めは、尾根づたいに急登をいくつか登り、ブナの原生林の中を進む。2時間ほどで分岐に出る。左に進むと、冠平(かんむりだいら)。右に進むと、頂上である。冠平は、笹に覆われ、谷から上がってきた風が通り抜ける尾根上の平坦地で、正面には冠山頂上がそびえる。この分岐を右に進むと頂上への岩肌が待ち受ける。この岩肌を足場を探し、手を使いながら、山にへばりつくように恐々登り切ると約10分で頂上に至る。頂上には三角点があり、ここから見る眺望は3時間かからない登山にはもったいない満足感である。
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