冬野さほ
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冬野さほ（とうの さほ、1970年-）は、長野県出身の漫画家である。1988年、「別冊マーガレット」でデビュー。夫は、漫画家松本大洋であり、夫の作品のアシスタントもつとめている。独自のキュートでファッショナブルな絵柄は、90年代後半以降大きな影響を及ぼした。近年はこどもの絵をそのまま漫画にしたような、アウトサイダー・アート的な感性が強調される。松本大洋作品には、冬野さほの影響が色濃くなってきている。
目次 |
[編集] 作品リスト
[編集] うそつきサマー
マーガレットコミックス。入手困難。スタンダードな少女漫画作品。
[編集] ''hello, hello''
マーガレットコミックス。入手困難。アウトサイダー・アート的な実験的要素が入ってくる。
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- レッツゴー２ひき
[編集] ポケットの中の君
マーガレットコミックス。独自のスタイリッシュな絵柄が完成する。映画や絵本的な要素が色濃くなる。
- ポケットの中の君 - 久しぶりに彼氏に会えた少女の思いをたどる。
- Apples, oranges, bananas and you - レタリングとファッションイラスト風の絵を組みあわせるイラストポエム。
- have a flavor of sun - 小学生の冬の一日を描く。
- Pop comes up - 幼い女の子がパパの帰りをまちわびる。
- she loves you - 同級生の男の子を追う女子高校生の視線をたどる。
- Sunday juice - 小さな弟に振り回される女の子。
- 夢の方がいいよ。- 2ページ程度の3つのイラストポエムの連作。4番目のストーリーで、それらの物語の結末が明かされる。
[編集] ツインクル
マガジンハウス刊。漫画としてのストーリーの一貫性が崩れ、独自の世界へ向かう。
- Cloudy Wednesday - 高野文子の同名の漫画は本作をリメイクしたもの。
- What happend last night？
- ルービックとキューブ
[編集] まよなか
ブルース・インターアクションズ刊。大判函付きの絵本。
