勤行 (日蓮正宗)
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勤行(ごんぎょう)は、精進のこと。また、宗教儀式のひとつで、定期的に仏像などの本尊の前で、読誦したり礼拝したりすること。儀式作法は宗派によって違う。仏教用語。
日蓮正宗や教義の根を同じくする創価学会、正信会、顕正会では、朝と夕に、「御本尊(ごほんぞん)」と呼ばれる曼荼羅に向かって法華経(方便品(冒頭の十如是まで)と寿量品)の読誦、唱題(題目を唱える)を行う。
また、総本山や寺院において題目を1時間ひたすら題目を唱える唱題行が行われている。
[編集] 創価学会の勤行
創価学会では朝と晩に勤行として法華経の抜粋と題目を唱える習慣がある。 以前は「五座三座」と呼ばれ方便(方便品)・自我偈(如来寿量品)を朝は五度、晩は三度唱える形式だったが、最近海外の会員が増えたことなどから一回に簡略化された。