北九州市立文学館
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北九州市立文学館(きたきゅうしゅうしりつぶんがくかん)は、北九州市小倉北区にかつてあった北九州市立歴史博物館の跡に2006年11月1日開館した文学資料館。館長は門司区在住のノンフィクション作家、佐木隆三。
[編集] 概要
北九州地域は古くから様々な文学関係者を世に送り出してきた。その中でも旧小倉市出身の松本清張については死後単独で記念館がつくられたが、「その他の北九州地域の文学者たちの資料を常設展示するための施設をつくるべきだ」との意見もあがっていた。
そこで、中央図書館向かいにあった歴史博物館がいのちのたび博物館に統合された後の施設の活用方法として、中央図書館とも連携を図ることができるとして文学館がつくられることになった。
基本的に、清張以外の北九州地域出身者その他ゆかりの作家にまつわる資料を集約・展示している。また、向かいにある中央図書館でも、文学館開館を機に文学館で紹介されている作家の作品のコーナーを充実させるなどの対応を行っている。