北斗琉拳
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北斗琉拳（ほくとりゅうけん）は、武論尊原作・原哲夫画による漫画『北斗の拳』及び兄弟作の『蒼天の拳』に登場する架空の拳法。中国拳法の一種といわれる。
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[編集] 概要
別名「北斗劉家拳」ともいい、北斗三家拳の一つ。創始者はリュウオウで、発祥地は修羅の国（中国）にある羅聖殿。
北斗神拳とともに北斗宗家から分岐したが、常に北斗神拳の影に怯え、魔道の拳として伝えられている。北斗神拳と同じくおよそ1800年前に作られた悪を象徴とする拳法である。北斗琉拳は両刃の拳で、その伝承者の殆どが北斗琉拳の凄絶さに心を奪われ、心を悪に染める。そしてある一線を越えれば、愛も情も無い魔界に入るという。
その極意は魔闘気と呼ばれる悪の闘気で歪んだ空間を作り、敵が自分の位置を把握できなくすることである。また、身体の全てを破壊する経絡破孔（全部で1109あるという）を突き、身体を破壊することも極意である。尚「蒼天の拳」では経絡破孔ではなく、なぜか経絡秘孔という事になっている。
北斗琉拳の奥義“暗琉天破”は、圧倒的な魔闘気の影響でその場に無重力空間を生み出し、魔闘気または経絡破孔を突いて殺傷する奥義である。
[編集] 使い手
- リュウオウ（創始者）
- 魏瑞鷹の師父（名称不詳）
- 魏瑞鷹（極十字聖拳を創始）
- 劉宗武
- 夏文麗
- ジュウケイ
- 黒夜叉
- カイオウ
- ヒョウ
- ハン
- シャチ
[編集] 技
- 喝把玩
- シャチが下等の修羅に対して使用した技。相手の頭部の破孔を親指を曲げた状態で左右四本の指で突く。喰らった相手は、重力に潰されたかのように葬られる。
- 破摩独指
- シャチがカイゼルに止めを刺すために使用した技。人差し指で右目（アニメ版では頭部）を突き「墳破!!」の掛け声と共に闘気を送り込み破裂させる。
- 双背逆葬
- シャチがハンの投げたチェスの駒を受け止め、投げ返した技。おそらく北斗神拳の二指真空把と同質の技。
- 斬風燕破
- ハンが使用した技。あまりの速さゆえに影すらも映らない突きをいれる。
- 暗琉霏破
- 魔闘気を光線技のように放つ技。
- 遊昇凄舞
- 実体を隠し空間を舞いながら、徐々に敵との間合いを詰め隙を見せた敵を砕破する技。黒夜叉曰く「暗琉天破を破る秘奥義」。
[編集] 奥義
- 摩舞紅燥
- ハンが野心を持たない修羅に対して放った。影すらも映らない速さで相手を葬る。喰らった相手は踊るように破裂する。
- 白羅滅精
- ハンの技。ケンシロウ戦で使うはずの技なのだが、ケンシロウの天将奔烈によって放つことができなかったため、どのような技なのかは不明。おそらく両手から闘気を放出する技なのであろう。
- 暗琉天破
- 魔闘気によって無重力空間を作り出し、それによって相手に自分の位置を見失わせるという技。魔界に入ることで使用できるようになる。ケンシロウは、無重力空間で自ら回転し、遠心力を作り出すという方法でこの技を破った。
- 黒夜叉いわく、有効範囲は狭く、常にすばやく移動し続けていれば回避は可能。
- 疾火煌陣
- ハンの技。影すら映らない速さで相手を攻撃。
- 呼頸虚塞
- 無呼吸闘法。全く息を吸わずに活動できる。ケンシロウはカイオウの首元にある指では突けない針穴ほどの小さな秘孔を、髪の毛を針の様に刺す方法で破った。
- 北斗逆死葬
- 北斗七星の星列に石柱に建てて、北斗神拳伝承者の動きを封じる。カイオウ自身は死兆星の位置に立ち、呼吸が間々ならないケンシロウを一方的に攻撃した。
- 暗琉襲撃破
- アニメ版最終回でカイオウがケンシロウに放った技。有りったけの魔闘気を相手に放つ。
[編集] 絶技
- 暗魔摩訶極破
- アニメ版でカイオウが使用。魔闘気で赤いドームの様な空間を作り出してその中で敵を宙に浮かし、技名を言い放つと同時に無数の黒い槍のような塊の魔闘気を一斉に飛ばし、ケンシロウの躯にダメージを与えた。
[編集] 関連項目
カテゴリ: 北斗の拳 | 架空の能力・格闘技・武術
