南河内 (大阪府)
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南河内(みなみかわち)とは、河内国の南部を指す地名。通称、『河内』(かわち)とも呼ばれ、広義では、現在の大阪府の行政区分に当たる松原市・羽曳野市・藤井寺市・富田林市・河内長野市・大阪狭山市・南河内郡を指し、また、狭義では、その内の河内長野市を指す場合が多い。関西地方で放送される天気予報の地域区分では、『南河内』という呼称がよく使われる。
また、かつての南河内郡は上記の地域に加えて、堺市美原区・東区の全域と、堺市北区の一部・八尾市の一部・柏原市の一部も含まれていた。これらの地域は現在では通常、堺市に属する地域は泉北地域、八尾市や柏原市に属する地域は東部大阪ないしは中河内地区として扱われる。
[編集] 地域性
各市町村によって格差があるが、一般に治安が良いとされ緑ゆたかな住宅街とのんびりした農村地帯のイメージが強い地域である。