古波蔵保好
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古波蔵 保好(こはぐら ほこう、もしくはこはぐら やすよし 1910年 - 2001年8月30日)沖縄県出身のエッセイスト、評論家。沖縄県首里市(現那覇市)出身。
[編集] 来歴・人物
1931年、当時県域新聞社として発行していた沖縄日日新聞(後沖縄日報。廃刊)の記者として入社。その後毎日新聞に移籍し社会部記者、論説員。退社後はエッセイスト、評論家として、日本エッセーストクラブ賞を獲得した「沖縄物語」を始め、沖縄の歴史、文化・世相風俗、食などに関する著書を多数発表。また那覇市の沖縄料理専門店「美栄」(びえい)を主宰のほか、1972年・第1回ベストドレッサー賞(学術・文化部門)受賞者に輝いた。
2001年8月30日、肺ガンにより91歳で死去。沖縄県を代表する文化人として各界から賞賛を浴びた。