同軸ケーブルモデム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』

同軸ケーブルモデムは、宅内の同軸ケーブルを宅内LANとして用いる為の機器の総称である。

目次 1 概説 2 メリット 3 デメリット 4 その他

[編集] 概説

複数台のパソコンにてネットワークを組む際、古くからLANケーブル、そして近年では無線LANが普及してきた。しかしLANケーブルを用いた場合だと、壁を隔てて配線するのは困難で、無線LANだと速度の著しい低下、セキュリティに関して問題がある等、それなりのデメリットも存在する。

それらのデメリットを解消するべく、既に既設済みである同軸ケーブルを宅内LANとして用いる構想が生まれた。

[編集] メリット

• 宅内に既設済みの同軸ケーブルを用いる為、壁や廊下で隔てた部屋同士でも、工事不要で簡単に宅内ネットワークを構築できる。
• 有線接続である為、無線LANのように建材等に通信速度を左右されない。

[編集] デメリット

• アパート、マンション等の集合住宅では動作の保証がなく、CATV導入済みの場合も利用が出来ない。

[編集] その他

2007年2月、KDDIにて提供中の光ファイバーインターネット、ひかりoneにおいて、レンタルサービスが開始された。