国鉄サハ17形電車
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サハ17形は、かつて日本国有鉄道(国鉄)に在籍した旧形電車である。1953年(昭和28年)6月1日に実施された車両形式称号規程改正(改番)により3扉ロングシートの17m級付随車に与えられた形式である。旧サハ37形、サハ39形、サハ75形がサハ17形に改称された。その内訳は次のとおりである。
- 17000~17023 - サハ36形を改称したもの。モニター屋根。詳細は国鉄30系電車#サハ36形を参照。
- 17024~17027 - サハ36形(サロ35形改造)を改称したもの。モニター屋根。詳細は国鉄30系電車#サロ35形の格下げを参照。
- 17100~17123 - 上記の17000~17023を更新修繕により丸屋根に改造したもの。詳細は国鉄30系電車#サハ17形を参照。
- 17124~17127 - 上記の17024~17027を更新修繕により丸屋根に改造したもの。詳細は国鉄30系電車#サハ17形を参照。
- 17200~17217 - サハ39形を改称したもの。詳細は国鉄31系電車#サハ39形を参照。
- 17218~17222 - サハ39形(サロ37形改造)を改称したもの。詳細は国鉄31系電車#サロ37形の格下げを参照。
- 17300~17314 - サハ75形(初代)を改称したもの。詳細は国鉄50系電車#サハ75形を参照。
- 17320~17325 - クハ65形の付随車代用車を改称したもの。詳細は国鉄50系電車#制御車、付随車代用を参照。