塚田きよみ
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塚田きよみ(つかだ- 、1964年1月9日 - )は1980年代から1990年代にかけて活躍した女優。東京都出身で東京都立竹台高等学校卒業後に芸能界入りした。旧芸名は塚田聖見(読み方は同じ)。以前はオスカープロモーションに所属していた。
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[編集] 概要
芸能界入りした後、ドラマ、映画のチョイ役で活躍していたが、1984年、日本テレビ系列「星雲仮面マシンマン」の葉山真紀役に抜擢されてから運が向きはじめ、翌1985年にはテレビ朝日系列「巨獣特捜ジャスピオン」でも主人公のジャスピオン(黒崎輝)をサポートするアンリ役を射止め、特撮ヒーロー物になくてはならない存在となった。その後はフジテレビ系列「教師びんびん物語」をはじめとした人気ドラマに出演するが、1990年以降はテレビ朝日系列「暴れん坊将軍」シリーズや同「遠山の金さん」シリーズ、TBS系列「水戸黄門」シリーズといった時代劇への出演がメインとなった。尚、現在は結婚しており、子供もいる。
[編集] ドレミファドンのアシスタントとして
彼女が芸能界ではじめて貰ったレギュラーとしての仕事はフジテレビ系列「クイズ・ドレミファドン!」のアシスタントであり、コーナー紹介ですぎやまこういち作曲の名BGM「チャ~ ラチャチャチャ チャラチャラチャ ファンファンファン」に合わせてフクロウの羽をパタパタさせている時の笑顔や当番組の名物であったバッテンマスクを配り回っている時の一所懸命さでファンの心を掴んだ。このアシスタントは1986年まで4年ほど勤め、彼女自身としては最長のレギュラー担当番組であり、特撮物のヒロインとしてブレイクした頃にはアンリをドレミファドンで観れるとあって少年達の話題となった。尚、バッテンマスク配り担当のアシスタントとしてはダントツの出世頭である(ちなみに当番組のアシスタントとして有名な石川ひとみや渡井なおみ、水野きみこ、坂上とし恵は司会を担当していた)。
[編集] 出演作品
[編集] テレビドラマ
- 星雲仮面マシンマン(1984年、日本テレビ系、葉山真紀役)
- 巨獣特捜ジャスピオン(1985年、テレビ朝日系、アンリ役)
- 女ふたり捜査官(1986年、テレビ朝日系、レギュラー出演、喫茶店の娘役)
- 教師びんびん物語(フジテレビ系)
- 暴れん坊将軍(テレビ朝日系)
- 遠山の金さん(テレビ朝日系)
- 水戸黄門(TBS系)
- 女検事の捜査ファイル 第6話ゲスト(沢井貴美子 役)