境水道渡船
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
境水道渡船(さかいすいどうとせん)とは、鳥取県境港市相生町の相生町岸壁と、島根県松江市美保関町の宇井岸壁を結ぶ定期旅客船航路(渡し舟)である。 「たかお」及び「第二たかお」の2隻で運行。 通常は小型の「第二たかお」で運行。多客時にフェリータイプの「たかお」で運行。
1時間に2-3本間隔、所要時間は3-5分程度。荒天時は運休。 料金は大人200円、子供100円、特殊小手荷物(自転車)50円。 自転車に関しては多客時は(特に「第二たかお」での運行時)乗船拒否の可能性があるため注意。
有限会社境水道渡船により運営されており、境港市と松江市美保関町を結ぶ重要な交通路である。 以前は車載フェリーの運航も有った様だが、境水道大橋の開通により車載フェリー運行は廃止された。
運営会社は2007年2月、新年度からの半期休航を運輸局に申請。ただ、再開申請の予定は無い。 この為2007年3月末日をもって事実上の廃止、松江市が運営主体のバス路線に変わる事となった。