多牌・少牌
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多牌・少牌(ターハイ・ショウハイ)は、麻雀における用語のひとつ。
麻雀においては、各プレイヤーは13枚の手牌を持ち、順番に山から牌を1枚自摸し、不要な牌1枚を捨てる行為を繰り返す。しかし、何らかの理由によって手牌が14枚以上、12枚以下となることがある。前者を多牌、後者を少牌という。
[編集] 多牌
多牌の原因としては、自摸の後不要牌を捨てる行為を忘れるなどのことが挙げられる。多牌を犯したプレイヤーについては、その局はアガリ放棄の罰則が課される(不正の疑いもあるため、チョンボ扱いにするケースもある)。
なお、「多牌」は日常生活において、忙しくて限界に近いため、それ以上新規に仕事を入れることが不可能な状態、目一杯の状態を表す言葉として用いられることもある。
[編集] 少牌
少牌の原因としては、自摸を忘れて不要牌を捨てるなどのことが挙げられる。少牌を犯したプレイヤーについては、その局はアガリ放棄の罰則が課される。
[編集] その他
普通はバレなければゲームを続けることができる。したがって、申告する必要はない。 しかし、上記の不正も疑われるため認めないケースもある。