夜明けの口笛吹き (アルバム)
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夜明けの口笛吹き | ||
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ピンク・フロイド の アルバム | ||
リリース | 1967年8月5日 | |
ジャンル | プログレッシブ・ロック | |
時間 | 41:50 | |
レーベル | キャピトル・レコード | |
プロデュース | ノーマン・スミス | |
レビュー | ||
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ピンク・フロイド 年表 | ||
' | 夜明けの口笛吹き (1967) |
神秘 (1968) |
夜明けの口笛吹き(The Piper At The Gates Of Dawn)は、1967年に発表されたピンク・フロイドのデビュー・アルバム。サウンド的にはプログレッシブ・ロックというより、完全にサイケデリック・ロックである。ちなみに、発売時の邦題も「サイケデリックの新鋭」というタイトルであった。
アルバム収録曲の11曲中8曲をシド・バレットがひとりで書いている。そのため、後の傑作『狂気』(1973年)や『ザ・ウォール』(1979年)のような音楽性とは大きく異なる。このアルバムのレコーディング時、既にシドは過度のドラッグ(LSD)摂取により、正常な状態ではなかったが、バンドはシドを中心として何とか制作を乗り切った。デビュー作としては上々の全英7位を記録した。
童話をもとにした幻想的・抽象的な歌詞と、トリップ感の漂うサウンドが見事に合致している。「天の支配」「マチルダ・マザー」のように独自の世界観を描いた佳作が並ぶ。また、シドの才能はコンポーサーとしてだけではなく、ヴォーカリストやギタリストとしても実力を発揮している。「星空のドライブ」は、ライブでは30分以上に渡って延々と演奏が繰り広げられたという。
同年に発表されたビートルズの『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』と並んで、サイケデリックの名盤と称される。それでも、アンダーグランド時代から交友のあったピート・タウンゼンド(ザ・フー)は、「ライブでの本来の力が発揮されていない」と、コンパクトにまとめようとしたプロデューサー側の制作方針を批判している。
[編集] 収録曲
- 天の支配 Astronomy Domine
- ルーシファー・サム Lucifer Sam
- マチルダ・マザー Matilda Mother
- フレイミング Flaming
- パウ・R・トック・H Pow R. Toc H.
- 神経衰弱 Take Up Thy Stethoscope And Walk
- 星空のドライブ Interstellar Overdrive
- 地の精 The Gnome
- 第24章 Chapter 24
- 黒と緑のかかし Scarecrow
- バイク Bike