大井川鐵道cシキ300形貨車
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1954年(昭和29年)に井川線の前身である中部電力専用線が、井川ダム建設に専念していた頃に発電機や変圧器の大型機材を輸送する必要が有った為、飯野産業で2両製造した大物車。全長11m・自重11t・荷重25tで、見た目の小ささに対して形状は立派なシキである。しかし車体幅は1,790㎜と小型で、台車が車体からはみ出しているのが面白い。
1972年(昭和47年)10月に302は廃車されてしまったが、301は普段車庫に留置されている。近年では、土砂崩れの復旧工事に必要な重機を運搬するために使用されたことがある。
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