大口昭彦
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大口 昭彦(おおぐち あきひこ)は日本の弁護士。早稲田大学政経学部中退。1965年の第一次早大学費学館闘争の輝ける早大全共闘議長。反帝学評、社青同解放派の活動家として活躍。ちなみに、この全共闘には、代々木系の法学部学友会(小林和委員長、小林は後に家永教科書裁判闘争を長らく担った)、教育学部自治会なども参加したものであった。
1968年、早大革マル派が解放派の早大からの追放を呼号して、テロルを仕掛けた際に負傷、後京大入学、弁護士試験合格。人権派弁護士として活躍している。
同派出身のジャーナリスト大谷昭宏、当時、法学部学友会の代々木派活動家であった作家の宮崎学とは学生時代からの友人。早稲田大学では、解放派と代々木派はともに認め合う親しい関係にもあった。代々木派内には、革マルのテロルから解放派を防衛しようとの動きもあった。