大弛峠
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大弛峠(おおだるみとうげ)は、山梨県山梨市と長野県南佐久郡川上村の境にある峠。標高は2,360mであり、一般車両が通行できる日本最高所の車道峠である。単に大弛(おおだるみ)と呼ばれた時代もあった。
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[編集] 概要
峠に通じる車道は林道川上牧丘線。奥秩父山塊の主脈上にあり、一帯は秩父多摩甲斐国立公園に指定されている。この林道の通行可能時期は例年6月初旬から11月末までである。また大雨などで通行止めになることもあり、道路状況を確認の上で通行することが望ましい。山梨県側は全面舗装されているが、長野県側は麓の集落に出るまで砂利道の状態である。
峠には駐車場があり、「夢の庭園」を散策したり、奥秩父山塊の山々へマイカー登山することに利用できる。
[編集] 周辺にある小屋
峠には大弛小屋がある。
[編集] 近隣の山
[編集] 交通
峠への公共交通機関はない。甲州市(旧・塩山市街)から車で1時間30分ほどである。