山梨市
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山梨市(やまなしし)は、山梨県の東部に位置し、甲州ワインの産地として知られる市である。 ほか夢窓疎石の開山した清白寺(国宝)、歌枕でもある名勝差出の磯(さしでのいそ)、武田信玄の隠し湯ともいわれる県内最古の温泉である岩下温泉などがある。
目次 |
[編集] 地理
甲府盆地の北東部にある副盆地上に位置する。笛吹川が南北に市内を縦貫し、氾濫原や扇状地を形成する。気候は冬夏でやや寒暖の差が激しい。
[編集] 隣接している自治体
[編集] 歴史
笛吹川の氾濫原上からは縄文遺跡が出土し、6000年ほど前から人が生活していたことが伺われる。律令制度下においては、甲斐国山梨郡に属した。中世には牧荘、小原荘、大八幡荘などの荘園が記録に残っている。平安末期、小原(山梨市小原)には甲斐源氏の一流安田氏の館がおかれたが、鎌倉時代に入って衰微した。鎌倉時代から戦国時代にかけて甲斐国は守護である武田氏の支配下にあったとされるが、牧荘については鎌倉時代後期に他氏の支配が確認されている。
[編集] 沿革
[編集] 行政
- 市長:中村照人
[編集] (旧)山梨市のデータ
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山梨市 (-2005年3月21日)は、山梨県の中部に位置する市。2006年3月22日に、東山梨郡牧丘町・三富村との新設合併により、新山梨市 (2005年3月22日-)の一部となった。
[編集] 合併前後での違い
現在の山梨市(新山梨市)は新設合併によって設置された自治体であり、それ以前に存在した山梨市(旧山梨市)は廃止されている。新山梨市(2005年3月22日以降)と旧山梨市(2005年3月21日まで)は同名別人の自治体であり、国勢調査などのデータは、2005年3月22日の合併前と合併後とでは、別々のものとして扱われている。
旧山梨市の市役所本庁舎は新山梨市役所本庁舎として引き継がれている。
郡の所属については、旧山梨市の市域は、山梨郡を経て、郡区町村編制法施行後は東山梨郡に属していた。
[編集] 警察
- 日下部警察署
[編集] 経済
[編集] 産業
[編集] 姉妹都市・提携都市
[編集] 海外
[編集] 地域
[編集] 教育
[編集] 高等学校
[編集] 中学校
- 山梨北中学校
- 山梨南中学校
- 笛川中学校
[編集] 小学校
- 加納岩小学校
- 岩手小学校
- 後屋敷小学校
- 山梨小学校
- 日下部小学校
- 日川小学校
- 八幡小学校
- 堀之内小学校
- 牧丘第一小学校
- 牧丘第一小学校柳平分校
- 牧丘第二小学校
- 牧丘第三小学校
- 三富小学校
[編集] 交通
[編集] 鉄道路線
- 中心となる駅:山梨市駅
- 隣接市町村への連絡
- 都道府県庁への連絡
- 広範囲な連絡
[編集] 道路
[編集] 国道
[編集] 県道
- 主要地方道
- 一般県道
- 山梨県道202号山梨市停車場線
- 山梨県道204号休息山梨線
- 山梨県道205号三日市場南線
- 山梨県道211号山梨御坂線
- 山梨県道216号万力小屋敷線
- 山梨県道303号市之蔵山梨線
- 山梨県道312号一宮山梨線
- 山梨県道417号市川大門山梨自転車道線
[編集] 名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
- 牧丘郷土文化館(旧室伏学校校舎)
- 笛吹川フルーツ公園
- 万力公園-武田信玄が植林させたといわれる水害防備林・「万力林」が公園になっている。
- 差出の磯-古今和歌集に詠われた名勝
- 西沢渓谷と東沢渓谷
- 乙女高原 山梨市牧丘町
- 大井俣窪八幡神社
- はやぶさ温泉
- 鼓川温泉
- 正徳寺温泉
- 川浦温泉(武田信玄の隠し湯・山県昌景直系の宿)
- 道の駅みとみ
- 広瀬湖
[編集] 特産品
- 桃
- イノブタ
[編集] 出身有名人
- 前田晁(まえだあきら,1879‐1961) - 文学者
- ジャンボ鶴田 - プロレスラー(旧:牧丘町)
- 中沢新一 - 宗教学者·評論家
- 林真理子 - 小説家
- 根津嘉一郎-実業家
- マキタスポーツ - お笑い芸人
- 平柳和哉 - 予備校講師
- 松本哲也 - プロ野球選手(読売ジャイアンツ所属)
[編集] その他
[編集] 関連項目
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