大阪市中央卸売市場東部市場
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東部市場(とうぶしじょう)は、大阪市東住吉区にある大阪市中央卸売市場の3市場のひとつ。正式には大阪市中央卸売市場東部市場である。
青果・水産物とその加工品や加工食料品を扱う、中央卸売市場。大阪府東南部を中心に他府県にも搬出する取扱高全国第9位[1]の大規模集積市場となっている。
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[編集] 概要
[編集] 所在地
[編集] 取扱品目
- 青果
- 野菜、果実、野菜・果実の加工品・冷凍食品
- 生鮮水産物、その加工品・魚肉入加工品・冷凍食品
- 加工食料品
- つけ物、みそ、乾物、それに準ずる加工品・魚肉入加工品・冷凍食品
[編集] 年間取扱高
※平成17年
- 青果:21.7万トン
- 水産物:8.9万トン
- 加工食料品:1.5万トン
- 合計:31.9万トン
[編集] 敷地・建物規模
- 敷地面積:105,615平米
- 延床面積:162,652平米
[編集] 沿革
本場が過密になったため、昭和29年1月に東住吉区今林に「モデル中央卸売市場」として東部市場の建設が計画され、昭和33年11月に着工、同39年11月20日に施設が完成、同月25日から業務を開始。
昭和52年12月には、取扱量増加に対応すべく施設の拡張を行い、加工食料品売場を移転、昭和53年度から仲卸売場棟の全面改築工事を開始、同56年3月に完成。
平成12年3月には、加工機能と配送機能を一本化して流通の効率化ができる、配送加工センターが新設された。
本場の建て替えが終わり、東部市場の施設更新も検討されているが、財政的な問題から、難航している。