天馬の風

ウィキポータル

日本の漫画作品

カテゴリ

プロジェクト

『天馬の風』（てんまのかぜ）は、松葉博が『増刊ガンガンWING』にて1996年から1998年にかけて連載した漫画作品である。単行本はガンガンコミックス名義で全2巻が出された。後にガンガンコミックスとしての発行は絶版となったが、ブレイドコミックスとして「天馬の風新装版」が発行されている。

[編集] 概要

当作品は空手をテーマとした作品で先祖代々天狗の血を次ぐ主人公・扇天馬が神天扇道場での空手修行を行い愛宕山戦神際に出場する。

注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。

扇天馬（おうぎてんま）: 主人公。天林中学に通う14歳。空手二段、武術歴11年。真面目で負けず嫌いな性格である。先祖代々天狗の血を受け継ぎ、「神天扇流」の能力を秘めている。

伊吹七々緒（いぶきななお）: 天馬の幼なじみ。空手歴7年の初段。手先が器用で裁縫が得意だが、料理は苦手。人前では挫折しない努力家であるが、涙もろい性格もある。

結城硝（ゆうきしょう）: 幼い頃はアメリカ暮らしをしていたので日本の文化にあまり馴染めなかったが、次第に日本の武術を積極的に行おうとする。空手歴10年の二段。

松崎光矢（まつざきこうや）: 幼い頃から中国で育ち親から負けることさえ許されない厳しい武術修行をしていた。それ故無敵の喧嘩王と言われるが、周囲から恐れられ、孤立した日々が続いた。神天扇道場で天馬との出会いが心を入れ替える切っ掛けとなった。