太田和彦
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太田 和彦(おおた かずひこ、1946年 - )は、日本のグラフィックデザイナー、居酒屋探訪家である。東北芸術工科大学教授。中国・北京生まれ。長野県松本市育ち。東京教育大学教育学部デザイン科卒業。
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[編集] 略歴
戦後間もない頃、北京に生まれる。
東京教育大学卒業後、資生堂宣伝制作室に入社し、アートディレクターに。20年余り勤めた後独立、アマゾンデザインを設立。
資生堂在席時より、居酒屋巡りに目覚め、以来日本各地の昔ながらの居酒屋を探訪し、研究会を発足。そのエッセンスを集めた「完本・居酒屋大全」で注目される。 また、戦後の映画・歌謡曲などにも造詣が深い。
椎名誠が監督した「うみ・そら・さんごのいいつたえ」の美術監督を勤めた。
日本グラフィックデザイナー協会、東京アートディレクターズクラブ所属。
[編集] 著書・研究論文等(デザイン関係)
- 「資生堂のクリエイティブワーク」
- 「異端の資生堂広告/太田和彦の作品」
[編集] 著作(居酒屋関係)
- 「ニッポン居酒屋放浪記」立志篇・疾風篇・望郷篇
- 「超・居酒屋入門」
- 「完本・居酒屋大全」
- 「居酒屋道楽」
- 「居酒屋かもめ唄」
- 「新精選東京の居酒屋」
[編集] 出演
- 「居酒屋紀行シリーズ」(旅チャンネル)
[編集] 受賞歴
- 東京アートディレクターズクラブ賞
- 朝日広告賞
- 毎日広告デザイン賞
- 日本雑誌広告大賞
- 世界ポスタートリエンナーレトヤマ銀賞
[編集] 外部リンク
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