子宮小丘
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子宮小丘(しきゅうしょうきゅう、caruncle)とは反芻類の子宮内膜表面にみられる半球状の隆起物。宮阜とも呼ばれる。この構造は反芻類に特有であり、この部分に脈絡膜絨毛が侵入・結合して胎盤を形成する。牛では子宮小丘は80~120個、羊で80~96個、山羊で160~180個存在する。
[編集] 関連項目
[編集] 参考文献
- 山内亮監修 『最新臨床家畜繁殖学』 朝倉書店 1998年 29頁 ISBN 4254460201
- 日本獣医解剖学会編 『獣医組織学改訂第二版』 学窓社 2003年 192、198頁