宗像氏国 (鎌倉時代)
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宗像氏国(むなかたうじくに、生没年不詳)とは、鎌倉時代前期の筑前国の鎌倉御家人であり宗像大社大宮司である。官位は従五位下・摂津守である。
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時代 | 鎌倉時代前期 | |||
氏族 | 宗像氏 | |||
父母 | 父:宗像氏実 母:王氏娘 | |||
子 | 実子:氏昌 氏時 氏澄 他に女子1人 猶子:氏能 氏業 |
治承・寿永の乱時には、白山城に居城を構えて宗像地方の中央部(現在の宗像市・福津市・宮若市・鞍手町の半分・岡垣町内浦郷)を支配した。鎌倉幕府成立後の1189年に宗像大社大宮司に任じられ、1194年と1213年と1218年の三回に渡り同職に還職した。1232年に同職を宗像氏経に譲って辞職した。