宮渕 (松本市)
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宮淵(みやぶち)は長野県松本市の市街地の北西にある地区(住所表記実施地区、1~3丁目がある。1967年に設定)。以前は旧字体で「宮淵」と書かれていたが、現在の「宮渕」に変更された。しかし、市民の中には、慣習に従って宮淵と書く人も多い。猿田彦神社、隋応寺、貞享騒動の義民塚がある。住宅が多いエリア。簗場(やなば)、日向、宮崎町などと呼ばれるところが入る。
地形的には城山の南側の裾野にあたり坂がきついが、ここからは市内を一望することができる。1丁目に県道平田新橋線(旧国道19号)が通っている。この道は渋滞のしやすい道で特に宮渕や隣の城西で混雑する。
かつては宮渕本村などとともに宮淵村を構成していた。松本市の統計によると1400人が居住している。