家なき娘
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『家なき娘』(いえなきこ、いえなきむすめ、仏題:En famille) は、フランスの作家エクトル・マロ作の児童文学。1893年刊行。「家なき子」と並ぶ代表作である。
フランス人とインド人の両親からインドで生まれた主人公の少女ペリーヌが両親とともに、父の国フランスへ祖父に会うため旅をする作品。父親とは早くに死別、母親とも物語の始まりであるパリで死別し一人で祖父の住む地へ向かう。祖父が母親を嫌っているためすぐに名乗れないなど、さまざまな苦難が彼女を翻弄する。アニメ『ペリーヌ物語』の原作。