寒梅館
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寒梅館（かんばいかん、英字表記:Kambaikan）は、同志社大学今出川・新町キャンパスに位置する建物の名称。旧大学会館の跡地に2004年4月に落成したが、その昔、室町時代の将軍の居所であった花の御所が所在した地であり、館内では建設作業中に出土した歴史的遺産などを展示している。寒梅の名は同志社の創立者新島襄の同名の漢詩に由来し、同館表側の掲示板にその詩が掲示されている。学内通称KMB。ニュー・イングランド様式の外観と、外壁を煉瓦タイルで覆うことによってキャンパスとの調和を巧みに表現している。主として法科大学院(ロー・スクール)とビジネス・スクールを収容しているが、厚生課の事務室や保健センターも2004年からこちらに移転した。また、ホール、レストラン、フィットネスジムなどの設備も設けられている。無線LAN環境を整備しており、通信を行なうための機器さえ整えば館内のどこからでも同志社大学の学術ネットワークに接続することができる。またデスクトップPCも数台設置されており、入学後に発行されるユーザIDを用いることで学術ネットワークやプリンタ等出力機器が使用できる。
