寿中 (松本市)
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寿中(ことぶきなか)は長野県松本市の市街地の南東の地区(住居表示実施地区、1丁目と2丁目がある。1丁目は1999年、2丁目は2000年に設定)。長野県道288号新茶屋塩尻線沿いには郊外型の商店がある。その他は寿百瀬団地があるなど住宅が中心の地区である。10数年前は田畑が広がっていたが、ここ数年で宅地化された。俗に百瀬、南百瀬などと呼ばれるところが該当する。いずれも江戸時代までは「ももぜ」と読まれていたが明治以降は「ももせ」となった。
西側の田川、東側の五千石街道に挟まれた地区である。このあたりは、1618年に藩主の石高の関係で松本藩から高島藩に5千石分の領地として譲渡された地区である。当時は百瀬村、南も百瀬村として存在していた。