山守駅
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山守駅(やまもりえき)は、鳥取県東伯郡関金町(現・倉吉市)に存在していた国鉄倉吉線の駅(廃駅)。同路線の終点であった。
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[編集] 駅構造
単式ホーム1面1線を有する地上駅。ホームは気動車2両編成ですらはみ出してしまうほどの小さなものだった。隣駅の泰久寺駅と同様に折り返し構造を持たないため、当駅へは気動車のみが乗り入れていた。
駅舎は待合室程度の質素なもので、改札はなくホームには駅舎を通ることなく上がれる構造になっていた。
開業当初は当駅よりさらに延伸する計画だったため、線路は駅構内からしばらく進んだところまで続いていた。
[編集] 駅周辺
駅前を県道45号が通っているものの、山守地区の集落は駅から東に数百メートル離れており、駅周辺は田畑が広がるだけだった。
また、駅前には大きな桜の木が立っていた。この木は現在も残っている。
[編集] 歴史
[編集] 隣の駅
- 日本国有鉄道
- 倉吉線
- 泰久寺駅 - 山守駅
[編集] 現在
廃止から数年は駅舎などが取り壊されることなく残っていたが、現在はホーム、駅舎、線路などほぼすべてが撤去され、僅かに標識杭と駅舎のあった空き地が残されている。線路跡は自転車道に整備されている。