山梨県立美術館
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山梨県立美術館(やまなしけんりつびじゅつかん)は、山梨県甲府市貢川の「芸術の森公園」内にある美術館である。同公園は同市中西部の甲斐市寄りに位置し、前を国道52号(美術館通り)が通る。また、同公園内には山梨県立文学館もある。
1978年(昭和53年)11月3日に開館。置県100周年記念事業として購入した19世紀のフランス画家ミレーの代表作『種をまく人』や『落ち穂拾い、夏』をはじめとするバルビゾン派画家の作品が所蔵されており、「ミレーの美術館」として親しまれている。ミレーコレクションは油絵や水彩画、素描や版画を含め41点を所蔵。1988年には開館10周年記念事業として、ロイスダールの『ベントハイム城の見える風景』を購入した。その他にクールベ、ターナー、シャガール、ヴラマンクらの作品、山梨県出身の画家や山梨にゆかりのある画家の作品なども数多く所蔵している。
また、全国各地から多くの来館者が訪れることも特徴で、2006年(平成18年)10月15日には総入館者数1000万人を達成した。
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[編集] 建築概要
- 設計:前川國男
- 竣工:1978年
- 延床面積:6883m2
- 所在地:山梨県甲府市貢川1-4-27
[編集] 開館時間
9:30~17:00(ただし入館は16:30まで)
[編集] 交通アクセス
- JR甲府駅よりバス15分「山梨県立美術館」下車