平和公園 (青森市)
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平和公園(へいわこうえん)は青森県青森市にある公園。昔の浦町駅跡の一つである。所在地は青森市勝田2の14。
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[編集] 概要
西側の池では、白鳥が飼われており、池にかかる橋からは年中白鳥の泳ぐ姿を眺めることが出来る。付近には棟方志功記念館があり、敷地内には棟方志功のとある有名な言葉を記した石碑が立てられている。1周700mのジョギングコースにもなっており、ジョギングをしている人を見かけることもある。噴水もあり冬季以外は定時的に噴水の姿を眺めることも出来る。噴水のある西側付近は日当たりがよいが、公園の大半は緑地のようになっていて、日当たりはそれほどよくないが、夏には日よけとして利用できる。NHK青森放送局が付近にあるため、地元の人間はよく見ればその放送を通じて平和公園の姿を眺めることが可能なはずであるが、それほど意識されることは少ない。また、付近には東奥学園高等学校もある。公園の花壇の整備などは青森市建設技術協会緑と花のまちづくり推進市民協議会などが行っている。
[編集] 沿革
- 1926年(大正15年) - 東北本線のルート変更に伴い現在の敷地に浦町駅の2代目駅舎が設置される。(初代駅舎は北側の現在の旧線路通上にあった)
- 1945年(昭和20年) - 青森大空襲の際、青森市民が浦町駅に逃げていったと伝えられる。
- 1968年(昭和43年) - 東北本線の路線変更に伴い廃止。
- 1977年(昭和52年) - 国鉄浦町駅跡地に平和公園建設。
- 1990年(平成2年) - 青森市平和都市宣言碑が建てられる。
[編集] 周辺
この付近は「文化ゾーン」(青森駅から市民美術展示館のあるあたりを通り棟方志功記念館に至るまでの付近)とされている。