役木
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役木 (やくぼく)とは日本庭園における、庭の景観の趣を出すために植えられる庭木のことである。江戸時代の『築山庭造伝』になどに紹介されている。これらは、特に決まったものではなく、長い歴史と経験のなか培われてきたものである。しかし、現在も庭園作りの参考として継承されている。
[編集] 役木の例
- 正真木(しょうしんぼく)
- 景養木(けいようぼく)
- 寂然木(せきぜんぼく)
- 夕陽木(せきようぼく)
- 見越しの松(みこしのまつ)
- 燈籠控えの木(とうろうひかえのき)
- 灯障りの木(ひざわりのき)
- 垣留めの木(かきどめのき)
- 庵添えの木(いおりぞえのき)
- 橋本の木(はしもとのき)
- 鉢請けの木(はちうけのき)
- 井戸会釈の木(いどあしらいのき)
- 飛泉障りの木(ひせんざわりのき)
- 門冠りの松(もんかぶりのまつ)