御影 (神戸市)
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御影(みかげ)は、神戸市東灘区(旧住吉村)の地名。山手側は阪神間屈指の高級住宅街の一つとして著名であり、阪神大震災の被害を免れた豪邸が点在している。御影石の語源としても有名。海岸側は江戸時代以降栄えた酒どころ「灘五郷」の一つ「御影郷」であり、白鶴、菊正宗、剣菱などの工場が現在も操業している。
歴史的に有名なものとしては、澤之井という泉があり、神功皇后がその水面に御姿を映し出したことが「御影」の名の起こりとされている。
また御影公会堂は、ジブリ映画作品「火垂るの墓」の舞台にもなった場所で、戦前の建築物がそのままの状態で残っている。