念力
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念力(ねんりき)とは超心理学の超能力の一つで、意思の力だけで物体を動かすとされている能力のこと。念動力(ねんどうりょく)、観念動力(かんねんどうりょく)とも言う。また、英語名の略称を使い、PK(Psychokinesis、サイコキネシスの略)あるいはTK(Telekinesis、テレキネシスの略)と呼ぶこともある。
日本ではユリ・ゲラーのスプーン曲げで良く知られるようになったが、それ以前はSFで知られた概念だった。スプーン曲げについてはテーブルマジック(奇術)でも行なわれており、念力で曲げたとされる場合でも、実際は奇術で曲げたものと推測できる。
なお、念力という言葉は、本来の意味を離れて「物体を動かす」という以外の「何かを心のままに操作する」という意味で使われることも多い。