愛宕郡
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愛宕郡(おたぎのこおり・おたぎぐん)は山城国・京都府にかつて存在した郡である。郡域は現在の京都市北区・左京区の大半に相当する。
[編集] 沿革
- 1645年(正保2年) - 丹波国桑田郡から、大布施村・八桝村・別所村の3村(現京都市左京区花背地区)を編入。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行に伴い、愛宕郡に17の村が成立する。(17村)
- 1891年(明治24年)1月29日 - 鷹峯村から野口村が分立。(18村)
- 1918年(大正7年)4月1日 - 白川村・田中村・下鴨村・鞍馬口村・野口村、上賀茂村・大宮村の一部が京都市上京区に編入。(13村)
- 1931年(昭和6年)4月1日(8村)
- 上賀茂村・大宮村・鷹峯村が京都市上京区に編入。
- 修学院村・松ヶ崎村が京都市左京区に編入。
- 1949年(昭和24年)4月1日
- 雲ヶ畑村が京都市上京区に編入。
- 岩倉村・八瀬村・大原村・静市野村・鞍馬村・花脊村・久多村が京都市左京区に編入。
- 同日愛宕郡消滅。